院長コラム

ポンペイと湯豆腐

2022年07月01日

家内と一緒に京都南禅寺にちかい京セラ美術館で開催中のポンペイ展を鑑賞しました。ポンペイは、ナポリの南にある古代ローマの都市で、紀元79年のヴェスビオス火山の火砕流で一気に町全体が火山灰に埋もれてしまった、まさに古代版タイムカプセルです。

1992年に生殖免疫学会でイタリアを訪れた際に、ポンペイ遺跡を尋ねた事があります。南欧独特の強い初夏の日差しの中、乾いた廃墟の町を彷徨った思い出は、広島の爆心地にいるような重苦しいものでした。今回は冷房の効いた展示室で、古代ギリシャの影響を受けた見事な彫刻やモザイク(教科書にも載っているアレキサンダー大王のイッソスの戦いもありました)、灰に埋もれてそのまま残った当時の色鮮やかな装飾品などをゆっくりと見学することができました。印象に残ったのは、民家の玄関に飾られていたという犬のモザイク画です。赤い首輪をつけた中型の短毛犬は、短いしっぽをふりながら、来客に吠えかかっています(下図)。当時は、これを番犬代わりにしていたそうです。でもよく見るとこの犬、なんとなく愛嬌があり、いいペットになるだろうと感じました。土産にこの犬をあしらったTシャツを買い求めました。

昼食は、湯豆腐の老舗順正さんに伺いました。大きな池や築山のある立派な庭を通り抜けると、離れ家のような平屋が現れます。内部は、大正ロマン風のステンドグラスをあしらった和洋折衷の作りで、雨にぬれた庭園を眺めて、しっぽりとおいしい湯豆腐を味わいました。帰ろうとすると、猫とネズミをあしらった暖簾が目に入りました。色鮮やかで可愛らしい構図が気に入り、写真におさめました(下図)。世の東西や時代は違いますが、ポンペイの犬も料亭の猫も来客の気持ちを和ます玄関のアイテムではないかと云うと、家内も笑いながら賛同してくれました。

追伸;大津ご出身の患者様から、こののれんは大津絵の図柄だとのご指摘をいただきました。ありがとうございました。大津絵についても いずれ書いてみたいと思います。

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