院長コラム

残り鴨のこと

2024年09月25日

残る鴨 鉄橋下にたむろせり(昭和61年)富山出身の歌人 沢木欣一先生の作です。

猪名川の川辺で毎日見かける2羽の鴨。仲間が北へ旅立った後も、ずっと残っていて、いつも仲良く泳いでします。この夏の異常な暑さの中で、弱ってしまわないかとハラハラしていましたが、どうやら元気な様子。羽の艶も心なしかよくなり、何より一回り大きくなった感じがします。驚いたことに、1ヶ月ほど前から、母鴨と5羽の子鴨も見かけるようになりました。冬鳥が帰ってくるには早いので、この母どりも一羽で残り、子育てをしているのでしょうか。阪急電車の鉄橋の下にあるちょっとした渓流で、小鴨たちがウオータースライダーのように、川遊びをしている様子は微笑ましいものです。先日は、残りがもと思しき大人の鴨を4羽見かけました。うち2匹はいつものカップルなので、他にも残り鴨がいたことになります。大学の後輩で整形外科医の I君の言葉に、「自然界では、1年生き残ったものは成功者」というのがあります。確かに、四季のある日本の自然の中で、それぞれの季節を巧みに生き抜くのは大変なことなのでしょう。残り鴨たちよ、仲間が帰ってくるまであと少しだ、頑張れ。

 

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休診… 火曜午後、木曜午後、土曜午後、日曜、祝日

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