院長コラム

蛍の郷愁

2021年05月10日

待ち合い室の額2点を、季節に合わせて入れ替えました。いずれも蛍と美人を描いた涼しげな日本画です。

上村松園の「蛍」は、山種美術館の所蔵作の模写です。蚊帳を吊る若い女性が、舞い込んだ一匹の蛍に振り返り、やさしい目線を送る定番の構図。都会生活ではほとんどみられなくなった蚊帳とともに、そこはかとなく郷愁をそそるテーマです。

2枚目の作者、國井道成は昭和26年、岐阜県生まれの戦後の仏画師。「 蛍と美人の図」は コレクターから譲って頂いた真筆です。こちらは団扇を持った日本美人が 草叢に飛ぶ蛍を見つめる構図になっています。

現在、感染症対策で待ち合い室の雑誌や絵本を一時的に撤去させて頂いています。待ち時間には、スマホをみる目を少し休めて、伝統の日本画をボーと眺めるのもいいものですよ。戦前の名画の模写、戦後の仏画師の真筆。皆様の目にはどう映ったでしょうか。違いを感じた方は、是非、感想をお聞かせください。

上村松園「蛍」大正2年(山種美術館蔵)
表情、しぐさ、着物等々・・・見れば見るほど、松園の語る「一点の卑俗なところなく、清澄な感じ・・・」そのものの絵です。(山種美術館のHPより)松園38歳のときの傑作。蚊帳を吊る手を一瞬止めて、振り向く若い女性の優しい表情も好ましい。

國井道成「 蛍と美人の図」(真筆)
國井道成は、1951年岐阜県生まれの日本画家、仏画師。構図は鏑木清方や上村松園も描いた定番のものですが、仏画の特徴である清楚で柔らかな美人は、神々しい感じさえします。コレクターから譲って頂いた真筆です。肌の白さや目元や日本髪のぼかしのみごとな表現が見てとれます。

 

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